アメリカの人気飲食チェーン「バッファロー・ワイルド・ウィングス」が裁判で訴えられ、ちょっとした注目を集めている。
販売しているメニューが「詐欺だ!!」と指摘されたのだ。
【訴訟】「骨のない手羽先はナゲットだ裁判」
バッファロー・ワイルド・ウィングスは、店名の通りアメリカ人の大好きなバッファロー・ウィング(鳥の手羽先の素揚げに甘辛ソースを絡めた料理)が看板メニューのお店。
訴えを起こしたのはイリノイ州シカゴ在住のアイメン・ハリムという男性。ハリム氏は2023年1月にバッファロー・ワイルド・ウィングスで「ボーンレス・ウィング(骨なし手羽先)」を購入。
しかし、この骨なし手羽先を食べたハリム氏は愕然としたそうだ。
「これは手羽先から骨を抜いたものじゃない…鳥の胸肉だ…これじゃあチキンナゲットじゃないか!!!」
この事実に怒ったハリム氏は、バッファロー・ワイルド・ウィングスに対して「胸肉を骨なし手羽先と偽って販売するのは詐欺だ」と訴訟を起こした。
消費者を騙すなんて許せない!!!
「メニューの骨なし手羽先は、実際には鳥の胸肉を使っている、これは手羽先ではなくチキンナゲットだ。胸肉だったと知っていたら私は購入しなかった!虚偽の表示で金銭的損害を被った!消費者を騙す広告とマーケティングは許せない」
2023年3月10日…怒りに震えるハリム氏はイリノイ州の地方裁判所に「バッファロー・ワイルド・ウィングスの骨なし手羽先は、詐欺や景品表示法違反などに該当する」と、訴状を提出。
ニュースで報じられるほど注目を集めている人気チェーン店を巻き込んだ裁判には、どんな判決が下されるのか…?
こんな本当にあった嘘みたいな裁判も!?
-
TikTok裁判「失神チャレンジ動画」を真似した少女死亡事故で両親が提訴
幼い少女の両親二組が、アメリカのロサンゼルスでTikTokを訴える裁判を起こした。 実は、裁判を起こした二組の両親は、ど ...
続きを見る
-
眼球タトゥー失明裁判で彫師に450万円の賠償金命令!緑内障で視力が急激に低下し義眼に
今から6年前、ポーランドの首都ワルシャワに暮らすアレクサンドラ・サドウスカ(当時21歳)は眼球タトゥーを入れようと決意し ...
続きを見る
-
中国珍裁判「強烈ハグで同僚の男性に肋骨3本折られた!治療費払え!!」
つい最近、中国で奇妙な裁判が話題になった。 ある会社の女性社員が、同僚の男性社員を訴えた裁判で、訴えた内容は… 「男性社 ...
続きを見る