世界最高齢の彫り師は106歳の老婆!!部族に伝わる伝統を入れ墨を求めて世界中から若者殺到

コチラの首周りや腕にガッツリ入れ墨を彫り込んだ女性は、フィリピン北部のカリンガ州に住むアポ・ワン・オドさん。

世界最高齢「伝説の彫り師」は103歳の老婆

なんと御年106歳で現役の彫り師、タトゥーアーティストなんです。

106歳の伝説の彫り師に国内外から依頼殺到

106歳のオドさんは、80年以上前から彫り師として活動しているそうで、おそらく世界中の数多いるタトゥーアーティストの中でも最高齢。カリンガ州の伝統的な入れ墨を現代に伝える生き字引です。

伝説の彫り師は103歳の老婆

そんなオドさんの伝統的な入れ墨には、電動のタトゥーマシンなんかは使いません。竹の棒にザクロの木のトゲトゲを付けて、水で溶いた石炭を、肌に彫り込んでいくのです。

伝説の彫り師は103歳の老婆

入れ墨のモリーフは、昔の部族が彫っていたトライバルな図柄や動物などで、それぞれに「強さ」「繁殖力」といった意味があり、かつては、戦闘において敵を倒した男の戦士だけが、肌に彫ることを許されていたそうです。

This 101-Year-Old Tattoo Artist Is the Last of Her KindThis 101-Year-Old Tattoo Artist Is the Last of Her Kind
 

現代的なタトゥーとは趣が異なる、オドさんのトラディショナルな入れ墨を彫ってもらうため、国内外から依頼者がやってきます。

しかし、オドさんが住んでいるのは辺境の山岳地帯。首都マニラから車で片道15時間かかるため、生半可な覚悟では面会することも出来ません。

このように、海外からも注目を集めるオドさんの伝統的な入れ墨なんですが次世代に伝えるための後継者問題も…

伝説の彫り師は103歳の老婆