アボカドとワサビ食べ間違えた老婆「ブロークンハート症候群」で心臓収縮の大ピンチ!?

「アイスコーヒーだと思って飲んだら麺つゆだった」

みたいな勘違いは、誰でも一度は経験のある笑い話として語られがち。

ですが、勘違いのショックがあまりに大きいと人間は命を落としかねないので注意が必要です!!!

アボカドとワサビ間違えて心臓がヤバい!!!

これは最近、イギリスの権威ある医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに掲載された、冗談みたいな本当の話。

イスラエルに住む60代後半の女性が結婚式に参列していた時のこと。

女性は結婚式で振る舞われている料理の中に「緑色のペースト」を発見しました。

アボカドとワサビの食べ間違えで入院

「アボカドのディップね」

そう思い込んで老婆はペロッと食べたところ、猛烈な辛さに度肝を抜かれました。

実は、この女性が口にしたのはアボカドのディップではなくワサビだったのです…

言われてみればワサビとアボカドのディップは良く似ているので、ワサビに馴染みのある日本人でも間違えてしまうかもしれません。

この衝撃的な食べ間違いの直後から、老婆は胸が強く圧迫され締め付けられるような症状に襲われてしまいます。

その不快感は胸から両腕にも広がり、結婚式が終わった後も症状が回復しないため、病院で診察を受けたところ「ブロークン・ハート症候群」と診断されたのです…

急激なストレスでブロークン・ハート症候群

ブロークン・ハート症候群とは、日本では「たこつぼ心筋症」とも呼ばれ、失恋や愛する人の死、突然の災害など、あまりにも大きな心の痛み、ストレスによって心臓が収縮してしまう心疾患。

特に50歳以上の高齢の女性に発症することが多く、胸の痛み、息切れ、不整脈などを引き起こし、場合によっては死に至ることもあるそうです。

ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルによれば「ワサビが原因でブロークン・ハート症候群が引き起こされた例は今まで聞いたことがない」とのこと。

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