「初恋の相手はカーナビでした」
そんな書き出しから始まる恋愛小説に、果たして感情移入することが出来るでしょうか?
特殊なラノベのような設定ですが、実はこれはある女性の実体験。
人間の男性にはコレっぽっちも魅力を感じること無く、身の回りの機械類にだけ恋愛感情を抱くハードコアな理系女子が、その特殊な恋愛観を語り話題となっています…
恋をした相手はテトリス
フロリダ州の大学で数学を専攻する20歳の女子大学生ヌールル・マハビーン・ハッサンが初恋をしたのは10歳の時。
想いを寄せた相手は家の車に付いていた「カーナビ」だったそうです。
「家族で車に乗っている時、何とかカーナビに触ろうと言い訳を考えていたわ。カーナビに触って、音声が流れると本当に幸せを感じたのよ」
それから、ヌールルさんは周囲の男子やテレビのイケメン俳優などに異性としての魅力を感じること無く、身の回りの「iPod」や「ルームランナー」「GPSシステム」と恋愛を繰り返してきたとか…
そしてヌールルさんに運命の出会いが訪れたのは2016年9月。
当時、ヌールルさんは電卓のピエールと付き合っていたそうですが、テトリスと恋に落ちてしまったのでした。
「テトリスはパーフェクトに美しくて心に訴えかけてくるんです。私達の間には強い絆があって、私を満たしてくれる彼のことを心から愛しています」
これは尖った若手芸人が考えたシュールなコントではなく本当の話。
ヌールルさんは電卓のピエールとの関係を解消しテトリスとの交際をスタート。
長い時には1日12時間以上もスマホやゲームボーイでテトリスをプレイし続け、寝る時もベッドの中でテトリスグッズとイチャイチャ…
さらに、大学を卒業したらテトリスと結婚することも決心したそうで、友人や家族を招いた結婚式を計画中。
その恋愛観が話題となったヌールルさんはテレビのトークショーにも出演し、多くの視聴者を困惑させたのでした…
テレビ出演で視聴者困惑
「テトリスと結婚を前提に交際している女子大生」として話題になったヌールルさんは、テレビのトークショーに出演。
「他の誰かがテトリスで遊んでいても気にはならないわ。でも、彼が他の誰かと親密な関係になってしまったら…気分悪くなると思うの」
ヌールルさんの語る特殊な恋愛観に、多くの視聴者は困惑。
「ショックで言葉もないよ。夢でも見てるのか?これは冗談だよね?」
「申し訳ないけど、何を見せられてるの?」
果たして、ヌールルさんはテトリスとゴールインして幸せな家庭を築くことが出来るのでしょうか?