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10年続くB級裁判「エスカレーターの手すり拒否で罰金訴訟」は逆転出来るか?

何か同じことを10年間続けるのは大変なことです。

「強い意志」「折れない心」を持っている強い人でないと、10年継続は苦行でしかありません。

10年続くB級裁判に逆転はあるのか

Photo|YouTube

カナダのケベック州に住むベラ・コソイアンさんは、かれこれ10年前から権力に牙を向きて戦い続けている女性。

その原因は「エスカレーターの手すり」にあったのです…

エスカレーターの手すり拒否で罰金裁判

全ての始まりは2009年まで遡ります。

カナダのケベック州ラヴァルにある地下鉄の駅で、ベラさんがエスカレーターに乗っていたところ、警察官から注意を受けます。

10年続くB級裁判に逆転はあるのか

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「危ないから手すりを握ってください。注意書きのイラスト見てください」

確かに、利用者で混雑している時のエスカレーターは危ないし、それくらいの注意を受けることも珍しくはなさそうですが、ベラさんは警察官の注意にカチンときて、手すりを持つことを拒否。

さらに、注意した警察官に喧嘩腰で詰め寄ったのです。

権力に牙を剥くベラさんの行為に対して、警察もカンカン。

警察「注意書きのイラストに描いてあるだろ!!!」

ベラ「断る!!!」

警官「身分証を見せろ!!!」

ベラ「断る!!!」

そんなやり取りがあって、ベラさんは手錠で拘束された挙げ句、エスカレーターの手すりを拒否したことに対して罰金100ドル、そして身分証の提示を拒否したことに対して罰金320ドルが課されてしまったのです…

警察の対応に納得のいかないベラさんは「罪の無効」を勝ち取るため、2012年にケベック州を相手取って裁判へ打って出たのです!!!!

B級裁判で逆転出来るのか!?

10年続くB級裁判に逆転はあるのか

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ベラさんは「エスカレーターの手すりを持つ義務もないし、警察に身分を証す必要もない」と主張して、勝訴をもぎ取るつもりでしたが、これまでに2度敗訴。

これまでの2つの裁判では…

「エスカレーターの手すりを持つことを強要する法律はない。しかし、警察官は誠実であり、手すりを持つことを要求するのに合理的な根拠があった」

このように、裁判官は警察官の行動を支持して、ベラさんの訴えを退けました。

それでも諦めないベラさんは、現在、カナダの最高裁判所で係争中。

かれこれ10年以上も「エスカレーターの手すり問題」でモメ続けるベラさんの折れない心を見習いたいものですね!!!!

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