苦しそうな表情で腹筋を強制させられている、丸坊主のぽっちゃり男子たち…
動けるデブを探すオーディションに見えなくないんですが、実は彼らは全てタイの警察官なんです。
肥満警察官の強制ダイエット合宿
つい最近、タイではポッチャリ警察官の肥満を解消するための強制ダイエット合宿「Belly Destruction(腹の肉を破壊せよ)」に着手。
大量の脂肪を蓄えた肥満警察官が、タイ各地の警察署から2〜3名ずつ中央警察訓練センターに集められ、そこで2週間の特別ダイエットプログラムに強制参加させられるのです。
ポッチャリ警察官たちは、エクササイズやサイクリングで脂肪を燃やし、健康的でタンパク質豊富な食事でスリムボディーを目指します。
そのトレーニング風景を撮影した写真がネットで話題となり、現在、タイ国民の注目を集めているそうです。
2週間で60kgのダイエットに成功!?
このダイエットプログラムを考案したソーンペッチ・チャンタラック氏は、次のように述べています。
「警察官が太っていると、非常に多くの問題があります。事件が起きても素早く動けないし、仕事も遅い。警察官であり、犯人を逮捕する責任を追うのであれば、肥満を受け入れてはならない」
確かに市民の安全を守る警察官には「あぶない刑事」のタカとユージのように、軽快な足取りで犯人を追い詰めて、ショットガンをブッ放して欲しいものです。
これまで、約200名のポッチャリ警察官がダイエット合宿に参加。
200kgあった警察官が2週間で60kgのダイエットに成功するなど、減量効果が認められたので、これからも継続して行われていくとのこと。
強制的に参加してる人たちはウンザリでしょうけど、ポッチャリ警察官のダイエット合宿を題材に映画を撮影したら、面白そうなコメディが出来そうじゃない?