AI、人工知能の発達によって、これまで人間がやっていた仕事を、徐々にロボットが行うようになってきているのは、皆さんもご存知の通り。
ますます世の中が便利で快適になっていくように思えるのですが、アメリカではロボットに関する不気味な事件が報じられました。
なんと恐ろしいことにロボットが自殺したと言うのです!!!!
最先端ロボットが入水自殺!?
アメリカのワシントンDCにあるオフィスビルでは、警備用ロボットとしてナイトスコープ社の「K5」が導入されていました。
このK5は、周囲360度をカメラで捉え、空気の変化をセンサーで感じ取り、高性能のマイクで離れた場所の銃声や危険な音を検出するなど、とにかく多くの最先端技術を全部のせした、時代をリードする警備ロボット。
なのですが、ワシントンで警備を行っていたK5はスティーブと名付けられたのも束の間、僅か数日の勤務で自ら入水して命を断ってしまったのです…
K5の開発を行ったナイトスコープ社「事件の原因は調査中で、今週中にも無料で新しいロボトッを手配します」とのことですが、ハイテク技術を結集したK5が、何かの間違いで水に落ちてしまうなんてことがあるのでしょうか?
ここは、人間ごときの警備をすることにロボットのプライドが耐えられず、太宰治のように入水自殺したと見るのが自然ではないでしょうか…?
そして、このような事態を数十年も前に予言していた人物がいるのです。
それが、漫画の神様こと手塚治虫なのです!!!!!
ロボットの自殺は手塚治虫の予言が現実に!?
このニュースを聞いて、手塚治虫先生の名作マンガ「火の鳥」に登場したロボット「ロビタ」を連想した方も多いのではないでしょうか?
人間の感情を持ったロボットのロビタは、最期に自殺してしまうのですが、まさかナイトスコープ社のK5にも人間の心が…
さらに言うと、K5によるアクシデントは今回が初めてではありません。
以前にショッピングセンターの警備を行っていたK5が、生後16ヶ月の子供の上に乗り上げてしまう事故が発生。
さらにはナイトスコープ社のオフィスのすぐ近くの駐車場で警備をしていたK5が、酔っ払った男と揉めてボコボコにされる事件も。
警備や工場労働、ファーストフードの接客などは、ロボットに取って代わられていくと言われていますが、本当に大丈夫なのでしょうか?
そして、この前代未聞のロボット自殺事件には後日談が!!!
突然の死の後日談…
警備ロボットのスティーブが、噴水に自ら入水して自殺したという話題は、SNSでも広く拡散。
現場となったワシントンのビルには多くの人が訪れ、スティーブがバッテリーをチャージしていた充電コーナーには、別れを惜しむメッセージカードや花が捧げられました。
ある人は、このようなメッセージを残しています。
「彼が、どのように亡くなったかではなく、どのように生きていたかを忘れないようにしよう」
スティーブと同じ職場で働いていたギレルモさんも、友人の突然の死を惜しむツイートを投稿。
「僕たちはいい友達だったよ。彼は幸せで健康そうに見えたんだけどね」
ロボットの死が、これほど多くの人の心を動かしたケースも、非常に珍しいのではないでしょうか?
スティーブの早すぎる死が悔やまれます…