ハリネズミが柵に挟まる理由
サッカー場のフェンスに挟まったハリネズミのニュースに対して「ハリネズミ財団」に所属するドイツ人のハリネズミ研究者タイナス・ハビッチ氏は、意外な事実を明かした。

Photo|metro.co.uk
「ハリネズミは自分の鼻を追いかけるように移動する習性があることで知られています。ですから、このように柵の間に挟まってしまうハプニングが起こってしまうのです」
つまり「柵の隙間を自分の体型で通れるか?」など、深く考えず、あの尖った鼻を追いかけているうちに、ハリネズミは柵に挟まってしまうらしい。
また、タイナス氏によればハリネズミには、こんな意外な習性も…
「ハリネズミは食べ物の匂いを嗅ぐと、頭の中が食べ物のことで一杯になってしまい、周囲の危険について考えることが出来なくなってしまいます。そのため、ハリネズミはトラブルに巻き込まれやすいんですよ」
SEGAの名物キャラ、ハリネズミのソニックは俊敏で賢そうなのに、実際のハリネズミは「食べ物で頭が一杯になってトラブルに巻き込まれる」ギャグ漫画の大ボケ担当のような習性の持ち主だった。
ハリネズミ愛好会の皆さんは「こいつは今、食べ物のことしか考えてないんだろうな」なんて心情を察して愛でると、さらに可愛さのランクがグッと上がるのでは、なかろうか。
こんな動物の話題も!?
関連記事:猫派必見!戦前のオールド猫動画まとめ