猫にも色々な種類がいますが、猫の目のイメージと言えば、クールなツリ目。
ところが、ブラジルのサンパウロ出身のラリッサ・ヤマグチさんが飼っている猫のスシちゃんは…
今にも瞼が閉じてしまいそうなトロンとしたタレ目。ですが、本当に気分が落ち込んでいたり、悲しみに暮れているわけではありません。
スシちゃんは非常にレアな皮膚病を患っているため、常に目尻が垂れ下がった悲しそうな顔をしているのです…
悲しい顔した猫とエーラス・ダンロス症候群
野良猫として街を彷徨っていたところをラリッサさんに拾われた時から、スシちゃんは普通の猫と違って常に悲しそうな顔をしていたそうです。
何らかの病気を疑ったラリッサさんは獣医の診察を受けたり、何種類もの薬を試してみたけれど効果はなし。
しかし昨年、同じように悲しそうな顔をした猫に関するネット記事を読み、スシちゃんが非常に珍しい皮膚病EDS(エーラス・ダンロス症候群)を患っているのだと知ったそうです。
「スシの顔を見ると怖がったりショックを受けたりする人がいる一方で、可愛く感じる人もいれば笑い出す人もいます。ネットで同じような皮膚病の猫の記事を読んで、皮膚科に連れていきました」
エーラス・ダンロス症候群は、コラーゲン合成などの異常によって、皮膚が普通より伸びるようになったり、傷つきやすくなってしまう遺伝性の難病。
人間でもエーラス・ダンロス症候群は難病指定されているほど珍しい病気ですが、極稀に犬や猫にも発症するそうです。スシちゃんは普通の猫よりも皮膚が伸びて垂れ下がってしまっているため、常に悲しそうな顔になってしまっていたのです。
「皮膚科の先生も、同じような症状の猫は10年ぶりに診たと驚いていました。深刻なのかもしれないと怖かったんですが、命に関わるものではなく、対処法もあるとのことでした」
皮膚科の先生によれば、スシちゃんの皮膚は非常に乾燥して敏感になっているため、こまめに保湿することを心がけることが大切とのこと。
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