尊敬する人物を真似て少しでも近づきたい…
その気持分からなくもない。けれど、ある男性にとっては憧れが命取りになってしまった。
アフリカ南東部モザンビーク共和国の牧師は、キリストの逸話を真似て40日間の断食に挑み、その結果、帰らぬ人となってしまった…
[originalsc]
キリスト真似た40日間断食
モザンビーク共和国マニカ州で福音派の教会を運営するフランシスコ・バラジャ牧師は、敬愛するイエス・キリストの逸話を真似て、40日間の断食チャレンジをスタートさせた。
バラジャ牧師が真似たのは、新約聖書に記されている「荒野の誘惑」というエピソード。
洗礼者ヨハネから洗礼を受けたイエス・キリストは、霊によって荒れ野に送り出され、悪魔の誘惑に40日間耐え続けたという逸話。
この40日の間にキリストが何も食べていなかったのか?水も飲まなかったのか?などは記述がないので不明。
しかし、バラジャ牧師は「飲まず食わずで40日間耐えてみせる」と宣言。過酷な断食を始めた。
[originalsc]
過酷な断食で牧師死亡
バラジャ牧師は断食開始から日に日に衰弱していったそうですが、それでも何も口にしようとはしなかった。
断食開始から20日を過ぎた辺りからすでに非常に危険な状態だったけれど、なんとか40日間の断食を成功させた。
しかし、過酷な断食でバラジャ牧師は立ち上がることも出来ないほど。すぐに病院へ搬送され、治療を受けたけれど健康状態は最悪。
重度の貧血状態が続いたため内臓が機能せず、水分と栄養補給のための流動食すらも受け付けることが出来なかったとか。
そして間もなく、バラジャ牧師は帰らぬ人となってしまった…
40日間の断食は不可能ではないものの、身体への負担があまりに大きく、真似すれば命を落とす危険大。
いくらキリスト様を尊敬していても「荒野の誘惑」を真似てはならない…
[originalsc]
こんな断食に関する仰天ニュース!?
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