近日開催のオークションに出品される予定の1台の中古車が注目を集めている。
それは、どう見てもボロボロなレンジローバー。
フロントガラスやヘッドライトは割れているしシートは裂けていてエンジンも紛失している。
そんな最悪のコンディションにも関わらず、落札予想価格は13万ポンド、約2100万円。レンジローバーの初期モデルSuffixという希少価値はあったとしても高額だ。
なぜ、ボロボロなのに高額落札が期待されているのかと言うと…
このレンジローバーの以前の所有者が、今は亡きレゲエの神様ボブ・マーリーだからだ!!!
ボブ・マーリーの愛車ボロボロのレンジローバー
1945年にジャマイカで誕生したボブ・マーリーは、60〜80年代にかけて世界中にレゲエを広めた先駆者の一人。脳腫瘍によって36歳の若さで他界してしまったものの、現在でも愛され続けるレジェンド。
そんなレゲエの神様が乗っていたレンジローバーなら、どれだけボロボロでも手に入れたいレゲエ好きは多いはず。
生前にボブ・マーリーが乗っていたころのボディカラーはマサイ・レッドだったそうだけれど、その後、息子たちが引き継いで黒や緑、青に塗装した結果、現在は複数の色が混ざりあった何とも言えない感じに仕上がっている。
オークションのために買い付けたサイモン・ラングスデール氏は「ボブ・マーリーが所有していたレンジローバーを出品できることを嬉しく思います。伝説のレゲエスターが乗っていた初期Suffixを手に入れることができる一生に一度のチャンスです」と高額落札に自信たっぷり。
ボブ・マーリーのボロボロのレンジローバーは2023年3月24日からイギリスのバーミンガムで開催されるクラシックカーのイベントでオークションにかけられるとのこと。
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