もし現在、お金に余裕がなくて、尚且、言語学に自信のある人に、耳寄りな儲け話が舞い込みました。
なんと、暗号を解読するだけの簡単なお仕事で、約25万円がゲット出来ちゃうんですよ!!!!!
230年前の碑文を解読せよ!!!
今から数年前、フランス北西部ブルターニュ地方に位置するプルガステル村で「文字の刻み込まれた岩」が発見されました。
海辺の潮が引いた干潮時だけアクセスすることが出来る入り江の岩に、20行の文章が刻まれていたんですが、これを誰も解読することが出来ないのです。
今から約230年ほど前、ちょうどフランス革命が起きる頃に刻まれたものだと言われているのですが、フランス語の中に逆さまの文字や他言語の文字、船や十字架などの絵文字、記号も混ざっていて、地元の学者もお手上げ状態。
解読を試みた人の中には「書いた人の識字能力が低かっただけじゃないか」と、そもそもが出鱈目との指摘や「海上防衛に関する文章じゃないか?」と指摘する人も。
ちょうど、文章が刻まれたとされる当時のフランスは、イギリスと戦争状態だったため、岩の発見された付近に砦などを建築する構想があったのではないかとのこと。
暗号解読成功で25万円ゲットだぜ!!!
いつまで経っても意味不明な文章に業を煮やしたプルガステル村のドミニク・キャップ村長は、世界中の専門家の知恵を借りることに決定。
「これまで近隣の歴史学者や考古学者に見てもらったんですが、誰も解読することは出来ませんでした。
そこで、世界中には私達の必要とする専門知識を持っている人がいるんじゃないかと考えたのです。このまま解読不能であきらめず、暗号解読レースを始めようと思います」
この謎解きミステリーに参加希望の人は、プルガステル村に問い合わせれば、岩に刻まれた文章の詳細な写真を送ってくれるとのこと。
すでに、この企画には数百人の人達が参加を希望していて、2019年11月に解読結果の提出が締め切られ、最もらしい解釈を提案した人には2000ユーロ(約25万円)の賞金が授与されるそうです。
金欠でピンチの天才言語学者は、日本から参戦してみてはいかがでしょうか?