殺人事件の容疑者に懲役26年の実刑判決が言い渡された。
ギャングのメンバーだった容疑者が被害者男性に因縁をつけ、殺人事件までエスカレートしてしまったのだが、全てのきっかけとなったのは…
被害者男性がNIKEのコルテッツというスニーカーを履いていたことだった。
殺人事件の原因はNIKEのスニーカー コルテッツ!?
事件が起きたのは2015年8月31日。
アメリカのメリーランド州にある飲食店で酒を飲んでいたロペス・リベラ(27歳)と仲間が、男性2人組に因縁をつけた。
「NIKEのコルテッツを履いて良いのはMS-13のメンバーだけだ。お前は二度と履くなって言っただろ!!!」
ロペス・リベラと仲間たちは、アメリカ最大のストリートギャング集団マラ・サルバトルチャ、通称MS-13のメンバー。構成員は3万人を超え、あらゆる犯罪行為に手を染める凶悪なグループとして知られている。
そんなMS-13のメンバーが好んで履いているスニーカーがNIKEのコルテッツ。昔からあるスタンダードなスニーカーで日本でも普通に買えるけど、アメリカで知らずに履いているとMS-13のメンバーに絡まれることも少なくないそうだ。
ロペス・リベラに因縁をつけられた男性は、以前にもコルテッツを履いていたことが原因で難癖をつけられ、再び絡まれてしまった。
男性はMS-13のメンバーに飲んでいた缶ビールを投げつけて現場から逃走。
しかし、すぐに追いつかれて暴行を受けた後にロペス・リベラに刺されてしまった…
ただNIKEのコルテッツを履いてただけなのに…