タイで銃撃事件が発生し、69歳の老人が死亡した。
現場から逃走した容疑者は、被害者の元同級生。
事件の捜査を開始した警察は驚いた。
なんとこの殺人事件は、今から53年前に容疑者と被害者が通っていた高校で行われた「イジメ」が原因だったのだ。
同窓会で53年前のイジメっ子に復讐した老人
2019年8月24日土曜日…
タイ中部に位置するアントン県で、今から53年前に同じ高校に通っていた同級生の男女が飲食店に集まり、同窓会が行われていた。
70歳前後の同級生達は、久しぶりの再開で昔話に花を咲かせていたのだが、一人の参加者が烈火のごとく怒り出した。

Photo|TheSun
元海軍士官のタナパット・アナケスリは、16歳の頃に自分をイジメていたスタット・コサヤマットを名指しで非難し、謝罪を要求したのだ。
しかし、過去のイジメを指摘されたスタットは「そんなこと記憶にない」と謝罪要求を拒否。
すると、怒りのおさまらないタナパットは所持していた拳銃で、かつて自分をイジメていたスタットを銃撃。
そして現場から逃走してしまった…