Netflixアニメ「ラブ、デス&ロボット」美しく暴力的な人類の近未来

Netflixで配信がスタートした「ラブ、デス&ロボット」は、18本の短編アニメからなるオムニバスシリーズ。

Netflixアニメラブデス&ロボット

短いもので6分、長くて17分の独立した短尺のエピソードは、ホラーやコメディ、3Dや2Dなどテイストはバラバラ。

だが、タイトルにもある通り「ロボット」「愛」「死」の要素がどの作品にも共通している。

シリースの監督を努めたのは映画「デッドプール」を手がけたティム・ミラーで、プロデューサーの中には「ゴーン・ガール」「セブン」の監督デヴィッド・フィンチャーも名を連ねているので、映画ファンは否が応でも期待が高まるはず。

Netflixアニメラブデス&ロボット

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「大人向け」と年齢制限されているので、アニメと言えども子供に見せられないような残酷、過激な描写も含まれている。

第1話「ソニーの切り札」あらすじ

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凶暴な動物同士を戦わせる地下闘技場で、体中に傷を持つ女ソニーは目下17連勝中。

そんな彼女に、大金と引き換えに勝負に負けるよう八百長が持ちかけられる。

が、男たちへの復讐のために戦うソニーは申し出を拒否。

猛獣同士の殺し合いで勝利を掴むために損ビーが隠し持つ切り札とは…?

「ラブ、デス&ロボット」見所

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「ラブ、デス&ロボット」は、劇場映画でもテレビ放送でも成立しない、ストリーミング配信のNetflixだからこそ世にで出すことが出来た実験的で攻めた作品であることは間違いない。

細部まで作り込まれた美麗なアニメーションによる暴力、ギャグ、ラブシーンは必見。

短編アニメなので、見る人によっては「説明不足」に感じるかもしれないが、足りない部分を想像力で補完するのも「ラブ、デス&ロボット」の楽しみ方の一つだろう。

ティム・ミラーとデヴィッド・フィンチャーが描く人類とロボットの未来は、アニメ「攻殻機動隊」や、同じくNetflixで配信されているSFドラマ「ブラック・ミラー」などにハマった人なら、どっぷりと楽しむことが出来るはず。

LOVE DEATH + ROBOTS | Official Trailer | NetflixLOVE DEATH + ROBOTS | Official Trailer | Netflix