【訃報】世界一孤独なアマゾン部族最後の生き残りが死亡

「世界一孤独な男」と呼ばれた男性が死亡した。

その男性は、ブラジルのアマゾンに暮らしていた、部族の最後の生き残り。

外界との接触を避けて、20年以上もたった一人で暮らしていたのだ…

世界一孤独な部族の生き残りの男が死亡

アマゾン部族最後の生き残りが死亡

ブラジルのロンドニア州に広がるアマゾンは、1970年代以降、森林伐採によって面積がみるみる減少。

長年、アマゾンで暮らしていた原住民は、一方的に生活の拠点を奪われ、時には違法伐採業者に命を奪われることもあった。

世界一孤独な男も、部族の仲間は死に絶えてしまい、20年以上前に彼一人になってしまった。

世界一孤独な部族の生き残りの男が死亡

環境保護団体や地元政府の職員が接触を試みたけれど、彼は何も語らなかった。侵入者が現れると一目散に逃げてしまったり、弓矢を打って追い返したと言う。

地元政府は、彼が一人で暮らしたほうが良いと判断して、接触を避けて先住民保護区の設け、定期的に監視することを決定。

コチラは2018年にブラジル政府の関係者が撮影した、彼の日常生活を撮影した動画。

Last Survivor of Amazon Tribe Captured on Video Known as 'the indigenous man in the hole' 2018Last Survivor of Amazon Tribe Captured on Video Known as 'the indigenous man in the hole' 2018

誰も名前を知らない男

何も言葉を発さず、文明との接触を拒み続けたため、彼の名前も、彼の部族の歴史についても、誰も何も知らない。

世界一孤独な部族の生き残りの男が死亡

2022年8月23日、名もなき男は、自分で作った木製の小屋の近くにあった、ハンモックに揺られながら亡くなっているのを発見された。

外傷なども見られず、自然死だったと見られているが、今後、司法解剖が行われる予定。

ブラジルのアマゾンには、他にも外界との接触を避ける複数の部族が生活しているけれど、年々、その数は減少している…

こんな孤独な人たちも…

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