爆竹が怖くて10,000羽のウサギ大量死!犯人の中国人男性が裁判で訴えられ高額賠償命令

何気ない行動が原因で、思いもよらない最悪な状況を招いてしまうことがあります。

中国の江蘇省に住むカイ・ナンさんの場合は「爆竹」が原因となって、裁判所から高額の賠償金を支払うよう命じられてしまったのです…

お祝いの爆竹でウサギが大量死事件!!!

中国の江蘇省に住むカイ・ナンさんは、念願だった自宅のリフォームが完成して幸せの絶頂にいました。

「爆竹でお祝いしよう!!!!」

浮かれるカイさんは派手に爆竹を鳴らして、自宅完成のお祝いをしようと思いつきました。

中国では「爆竹には魔除けの効果がある」と信じられていて、お祭りなどでも派手に爆竹が鳴らされ死者が出ることも。

[HD] Thousands of Firecrackers with Lions – Chinese New Year 2017 – ChinaTown, Los Angeles

そんなわけで、カイさんとリフォームを担当した業者は、新居の魔除けも兼ねて屋根の上に大量の爆竹をスタンバイ。一気に火をつけた爆竹は約3〜4分も激しい音を立て続けたそうです。

一方、カイさんの自宅近所の農場では大変なことが起こっていました!!!!!

「爆竹のお祝いによって、私の農場は遺体安置所になってしまったんです」

近所で農場を営むジャンさんは大量のウサギを飼育、繁殖していたんですが、一向に鳴り止まない爆竹の爆発音に恐怖したウサギたちが次々に命を落としてしまったのです…

まだ子供のウサギが10000羽、親ウサギ1500羽が死んでしまい、15000羽のメスのウサギが流産してしまったとか。

全く想定外の損害に、農場経営者ジャンさんは全ての原因を作ったカイさんに保証金を求めたんですが、これを拒否。

納得できないジャンさんは裁判所に訴えたのです!!!

そして昨年、裁判所は爆竹男のカイさんに、ウサギの大量死の原因を作った責任をとって、10日以内に44万元(約730万円)を支払うよう判決を下しました。

カイさんは判決を不服として上告したんですが、すぐに棄却。カイさんは爆竹が原因で大金を失うことになったのでした。

皆さんも爆竹鳴らす時は、近所にウサちゃんがいないか気をつけてね…