南ペンシルバニア州交通局は、ある問題に頭を抱えていました。
それは「立ちション」です。
「やめろっ!!」って言ってるのに地下鉄の利用客が駅構内で立ちションするため、臭いや衛生面で苦情が耐えないそうなんですね。
考えた末に、交通局はある対策を実行に移すそうなんです。
それは「ウルトラ・エバー・ドライ・ペイント」と言う特殊な塗料を駅構内の壁に塗るんですが、その塗料を塗った壁に向かって立ちションすると、放った尿が本人に跳ね返ってくるんだとか。
まさに「目には目を、尿には尿を」的なプランだそうです。
一塗りで驚きの跳ね返り!?
男性の方は想像してください。
立ちションしていて自分に跳ね返ってきた尿でズボンやクツがビチョビチョになってしまったとしたら…
わかりやすくビジュアルでお見せすると…
左が通常の立ちションで、右が「ウルトラ・エバー・ドライ・ペイント」を塗った壁にめがけて立ちションした際のシミュレーションです。
塗料を塗った場合、跳ね返ってきた尿がクツやズボンの裾を直撃してしまいます。
この「ウルトラ・エバー・ドライ・ペイント」は、物体に塗ると表面に薄い空気の層ができるため、液体を跳ね返す力に優れているそうです。
南ペンシルバニア州交通局の担当者は、テストの結果を興奮気味に語っています。
想像してたよりも跳ね返りがスゴかったからビックリしたよ!
チームのみんなも大興奮さ!
実際に、どれほどの跳ね返りがあるのか?
こちらの動画では「ウルトラ・エバー・ドライ・ペイント」を塗った壁に立ちションした場合どうなるかを実験しています。
Testing out a new pee repellent that “pees back” to prevent public urination. pic.twitter.com/6eDJ4w9MWH
— SF Public Works (@sfpublicworks) 2015年7月23日
南ペンシルベニア州交通局は、この特殊なコーティングを秋から実施予定だそうです。