東京オリンピックのスケートボードで日本人選手が次々とメダルを獲得。新たなファンも取り込んで大盛況。
このスケートボードが、もしパラリンピックにも採用されていたなら、メダル候補になっていたかもしれない人物がアメリカにいます。
その男性は、遺伝的な疾患で視力を失ってしまったけれど、スケートボードで華麗なトリックを成功させてしまうのです!!
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難病「網膜色素変性症」
アメリカのミシガン州に住むダン・マンシーナは、13歳の時に「網膜色素変性症」と診断されました。
網膜色素変性症は遺伝性の目の疾患で、網膜の異常によって視力の低下、視野の狭窄が進行して、最悪の場合、視力を失ってしまいます。
日本でも4000〜8000人に1人が発症すると言われていて、厚生労働省は難病に指定。現代の医学を持ってしても、網膜色素変性症の有効な治療法は確立されていないため、ダンも徐々に症状が悪化。
今から5年前の29歳の時に視力を完全に失い、盲目となってしまった。
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盲目の男がスケボーに乗る理由
視力を失ったダンは、あることに気付いて不満を感じるようになりました。それは、周りの人達が自分を視覚障害者として気遣うこと。
「視力を失っても、私の中身は変わっていないんです。でも杖を持って歩いていると、必要以上に周りが私を気遣うんです。通りを渡る時なんかに、助けを必要としていないのに、手を差し伸べるんです。その感じが居心地悪いんですよ。目が不自由でも不可能はないってことを証明したかったんです」
もともと7歳の時からスケボーに乗っていたダンは「視力を失ってもスケボーに乗るのは不可能じゃない」ことを証明するため、練習を重ねた。
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片手に持ったステッキで障害物を確認しながら、難易度の高いトリック成功させる姿は、何も見えていないのが信じられないほど。
「頭の中にスケボーパークの地図を描くんです。そして私の持って得る感覚の全てを使って滑るんですよ。いつか長尺編集無しのスケートボード動画を撮影したいですね」
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