アメリカVSキューバのWBC準決勝がマイアミで行われ、14対2でアメリカが勝利して決勝へ駒を進めました。
その試合の直後に…
キューバ人選手の一人がアメリカに亡命していたことが明らかになりました。
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WBC敗退直後にキューバ人選手が亡命!?
WBC準決勝でアメリカ代表チームに破れた直後、キューバ代表一行から抜け出してアメリカへの亡命したのはイヴァン・プリエト選手。
このプリエト選手はキューバ代表の出場登録選手だったわけではなく、ブルペンキャッチャーとしてWBCに同行。キューバ代表一行が飛行機で帰国する直前、宿泊していたホテルから脱走。その後の行方は分かっていません。
母国に帰国したキューバ代表選手たちは、政府からも手厚い歓迎を受けたそうですが、亡命したプリエト選手は「脱走兵」呼ばわりで非難されています。
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優秀なキューバ人アスリートが亡命する事情
キューバではプロスポーツが禁止されていて、優秀なアスリートは政府から給与を得て活動しています。そのため、同じ実力であってもアメリカのメジャーリーガーとキューバ代表選手では稼げる金額が雲泥の差。
そんな事情があって、キューバからアメリカに亡命してメジャーリーグで活躍している選手は少なくありません。ヒューストン・アストロズのヨルダン・アルバレス選手やシカゴ・ホワイトソックスのルイス・ロバート選手などは、キューバではあり得ないくらいの大金を稼いで成功しています。
ただ今回、キューバへの帰国を拒否したプリエト選手は実力も実績も乏しいため、メジャーリーグのチームと契約して活躍できる可能性は低いと見られています。
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