アメリカの裁判所で2人の釣り人に懲役刑が言い渡された。
なんと彼らは、高額賞金の出る釣り大会で、釣り人にあるまじき酷すぎる不正行為に手を染めたのだ…
魚に重りを詰め込んだイカサマ釣り師
2022年9月にアメリカ五大湖の一つエリー湖で大規模な釣りの大会が開催された。
チームで釣り上げた5匹のスケソウダラの重量を競う大会で、優勝賞金は28760ドル(約400万円)。
多くの釣り自慢が参加する中、普段は漁師をしているジェイコブ・ラニアン(43歳)とチェイス・コミンスキー(36歳)もエントリーしていた。
二人は釣り上げた5匹のスケソウダラで自信満々に計量へ挑んだ。が、ここで大会スタッフが異変に気づいた。
ラニアンとコミンスキーのスケソウダラは、どれも見た目以上に重いのだ…
怪しんだスタッフが、その場でスケソウダラをさばくと…
大きな鉛の重りや、他の魚の切り身が詰め込まれていたことが発覚。
二人が高額賞金目当てで、不正に手を染めたのは明らか。当然、失格となり、大会会場から追い出された。
その後、ラニアンとコミンスキーは詐欺罪や動物保護法違反など複数の罪で起訴され、裁判にかけられた…