「宇宙人」や「UFO」は本当に存在するのか?
それは今でも定かではなく、肯定派と否定派で意見は真っ二つに別れます。
しかし、一つだけ確かなことがあります。
それは、かつて「アメリカ軍が本気でUFO開発を行っていた」という事実です。
冷戦時代にアメリカ軍がUFO開発していた証拠動画
こちらの地上から浮いた円盤状の物体を見れば、誰もが「UFO」を連想するはず。
この飛行物体はSF映画などのために作られたものではない。
かつてアメリカ軍がトップシークレットで進めていたプロジェクトの中で研究開発されたもので「アブロカー」と呼ばれていたもの。
このアブロカーが開発されていたのは、アメリカとソビエトが世界の覇権を争っていた冷戦時代の1950年代。
アメリカ軍からの依頼を受けた科学者は、アブロカーこそ新時代の移動手段になると信じて開発を進めていたそうです。
動力はシンプルで、アブロカーの底には巨大なファンがあり、ヘリコプターやドローンと同じような原理で飛行。
しかし、アブロカー・プロジェクトには8000万ポンド以上の莫大な資金が投入され、最高速度は時速482km、最大飛行高度は3000mを目指していたそうで、もし実現していれば、その後の人類の歴史は大きく変わっていたかもしれない。
実際に、1950年代当時にアメリカ軍基地内で行われたアブロカーの飛行テストや、開発を行っていた施設内を撮影した映像がこちら…
50〜60年代にかけて、UFOの目撃情報が多発し、アメリカ軍と宇宙人の関係も噂が加熱した背景には、このアブロカー・プロジェクトが関係したとも言われています。
しかし開発が進められていたアブロカーは、なぜ歴史の闇に埋もれてしまったのか…?
アブロカーは歴史の闇へ
大金を投じた一大プロジェクトでしたが、アブロカーの開発は1961年に終了され、公にされないまま歴史の闇に埋もれていきます。
実験が中止になった理由として、スピードが上がると飛行が不安定になることや、あまりにも騒音が大きいことから、戦闘に投入するには不向きだと判断されたんだとか。
UFOに関する都市伝説では、ナチスが率いたドイツ軍も、第2次世界大戦中に、空飛ぶ円盤の開発を行い、アメリカよりも早く宇宙へ進出していたという噂も。
いつの日か、人類がUFOを完成させる日は訪れるのか、それとも、もう既に…