海賊伝説が残る「蛇島」は4000匹の毒蛇が財宝を守る立入禁止の島

ブラジルの都市サンパウロから沖合33kmほどに位置する絶海の孤島。

ここは、外部の人間が勝手に踏み入ることは許されない、立入禁止の島として知られている。まるでネットで語られる怖い話のようだけれど、これには理由がある。

4000匹の毒蛇が生息する立入禁止の蛇島

なぜなら、島内にはゴールデン・ランスヘッド・バイパーと呼ばれる毒蛇が4000匹生息していると言われているため、不用意に近づくのは危険すぎるからだ…

海賊伝説が残る島に大量のゴールデン・ランスヘッド・バイパー

4000匹の毒蛇が生息する立入禁止の蛇島

サンパウロ沖に浮かぶ島には、伝説が語り継がれている。

「昔々、ある海賊が財宝を埋めてセキュリティのために毒蛇を繁殖させた…」

その財宝伝説が本当なのか定かではないが、現在、島内には推定4000匹の毒蛇「ゴールデン・ランスヘッド・バイパー」が生息し、この島はスネーク・アイランド、つまり蛇島と呼ばれている。

オーストラリア人の生物学者ブライアン・フライ氏によれば、蛇島に生息するゴールデン・ランスヘッド・バイパーは世界でもTOP10に入るほどの猛毒を持つ蛇で、人間が噛まれると叫び出さずにはいられないほどの激痛を伴い亡くなってしまうとか…