彼にとっては、ジムで体を鍛えることが人生の全てだった。
しかし、ある事故がきっかけで、人生の歯車が狂ってしまった…
筋トレの悲劇!筋肉断裂の手術後に感染症で腕を切断
オーストラリアのアデレードに住むゲイブ・リーシュケ29歳は、ボディビルダーとしての成功を夢見て、ここ10年間ジムに通い続けて、体を徹底的に鍛えていた。
体を鍛えることが、ゲイブにとって精神的な支えになっていて、ジム通いこそが彼の人生の全てだった。
ところが、いつものようにジムでトレーニングを行っていた時に、ゲイブを悲劇が襲った。
トレーニングマシーンを使っていたゲイブは、上腕二頭筋を断裂する大怪我を負ってしまったのだ…
病院へ搬送され、断裂した上腕二頭筋を繋ぐ手術を受けたゲイブは、再びジムで筋トレ出来ると信じていた。
しかし、手術から約2週間後にゲイブの体調は急激に悪化。
手術跡から壊死性筋膜炎と呼ばれる感染症にかかってしまい、みるみる症状は悪化してしまった。
ゲイブは昏睡状態に陥るほど危険な状況が続き、意識不明の中、10日間で11回の大手術。
医師の懸命な処置によって、やがてゲイブは意識を取り戻した。しかし、すぐにゲイブは絶望的な事実を知る。
意識を失っている間に、手術で右腕が切断されていたのだ…