日本では聞いたことがないような、酷い医療事件がインドで報じられた。
ある女性が子宮摘出手術を受けたところ、全く関係のない腎臓が2個とも摘出されていたことが後に発覚。
問題の医師は、手術後に行方をくらましてしまったというのだ!!!
医師に内蔵を盗まれた!?被害女性が怒りの告発
インドの都市ムザッファルプルで3人の子供を育てるスニタ・デヴィさん(38歳)は、体調が優れないため病院で診察を受けると、担当の医師から「子宮を摘出しなければならない」と告げられた。
そこでデヴィさんは2022年9月に、医師の助言に従って子宮摘出手術を受けた。
ところが、これで健康になるどころから、デヴィさんの体調はますます悪化。そして、まともに立つことも出来なくなってしまった。
すぐに病院へ搬送されて検査を受けると、デヴィさんは意識ら衝撃の事実を告げられた。
「あなたの腎臓が2つともありません」
原因は、子宮摘出手術を受けた時に、医師が無断で腎臓がを2個摘出したとしか考えられなかった。
無免許医師は問題発覚前に失踪
すぐに治療を受けなければ死に至ると告げられ、デヴィさんは全く想定外の人工透析を続けなくてはならなくなった。
あまりの理不尽に怒りの収まらないデヴィさんは、警察に被害を報告して捜査を依頼。
しかし、警察が病院へ到着した時には、すでに問題の医師は姿を消していた。調べてみると医師の経歴はデタラメで、医師免許も偽造されたものだったことが発覚。
「私の腎臓を抜き取った医師の、早急な逮捕を政府に求めます。私が生きていくため、捕まえた医師の腎臓を私に移植してほしい」
おそらく、失踪した医師が無断でデヴィさんの腎臓を摘出した目的は臓器移植。腎臓移植を希望する金持ちからの高額報酬と引き替えに、違法な移植手術に手を染めているのだと見られている。
以前にも「知らないうちに臓器が盗まれていた」という同様の事件が報じられているので、海外で手術を受けるときは要注意…