徹夜の勉強や大事な仕事の前に、頭と身体をシャキっとさせてくれるエナジードリンクは非常に頼もしい。
しかし飲みすぎると、元気になるどころか体を壊してしまうこともある。
イギリスでは、毎日大量のエナジードリンクを2年間飲み続けた学生が内蔵を壊してしまい、集中治療室に運び込まれてしまった!!!
エナジードリンク中毒で内蔵が死んだ!!
イギリスに暮らす21歳の大学生は、1日に500mlのエナジードリンクを4本、毎日飲み続けていた。
誰の目から見ても立派なエナジードリンク中毒だ。
そんなエナジードリンクのガブ飲み生活が2年経過した頃から、男性の体重がみるみる減り始めた。
ダイエットをしているわけでもないのに体重は減り続け、体調も良くない。
身体に異変を覚え始めてから4ヶ月後、男性は病院で検査を受けると心不全と腎不全が確認された。
腎臓は血液を濾過して老廃物を体外に排出するために重要な役割を担っているが、エナジードリンクを毎日飲みまくっていた男性の腎臓は、すでに壊れかけていた。
担当医によれば、エナジードリンクで毎日大量にカフェインを摂取したことが、心不全の原因になった可能性が高いとも指摘している。
その後、なんとか一命をとりとめた男性患者はエナジードリンク中毒によるトラウマ体験を語った…
エナジードリンクで手の震えが止まらない!?
「1日に4本のエナジードリンクを飲んでいた当時は、震えが止まらないし心臓の動悸も激しく、日常生活や大学の勉強にも支障が出ていました。それでもエナジードリンクを飲まないと激しい頭痛に襲われるんです。今回の入院経験は僕のトラウマになりました」
集中治療室も含め58日間の入院を経て、なんとか一命はとりとめた男性患者は、エナジードリンクの危険性を周知すべきだと訴えている。
「エナジードリンクの成分と効果について、もっと考えるべきでした。非常に中毒性がありますが、子供でも簡単に飲むことが出来ます。タバコと同じように危険性の警告を大きく表示すべきだと思います」