2018年12月3日よりNETFLIXで世界同時配信がスタートしたアニメ「ヒーロー・マスク」を手がけたのは、日本の老舗アニメ制作会社スタジオぴえろ。
Netflixオリジナルアニメ『HERO MASK』(パート1:全15話)、12月3日よりNetflixにて全世界独占配信決定!
美しい街を舞台にした謎のマスクを巡るクライムアクションアニメ、ここに始動!!https://t.co/afm1nQzzWt#heromask pic.twitter.com/Zb2ieNCxo6
— 『HERO MASK』公式 (@heromask_anime) 2018年11月2日
「幽遊白書」「NARUTO」「おそ松さん」など名作アニメの制作を多数請け負ってきたスタジオぴえろだが、これまでの作品と異なるのは「ヒーロー・マスク」がNETFLIX独占配信の完全オリジナル作品なので、テレビ放送がないこと。
全世界1億3000万人のNETFLIX会員に向けた作品なので、昨今の日本のTVアニメとは趣が異なり、作品全体のテイストはシリアスな海外ドラマ、例えば「シャーロック」や「パーソン・オブ・インタレスト」などのに近い。
そのため、日本のアニメファンからの評価は分かれるのかもしれないが、次第に謎が明かされていくクライムサスペンスは一見の価値がある。
「ヒーロー・マスク」あらすじ
◇キャラクター紹介①◇
ジェームズ・ブラッド(CV:加瀬康之)
SSCに所属する刑事 #heromask https://t.co/KABP1i7ccT pic.twitter.com/jTyDmOin9F— 『HERO MASK』公式 (@heromask_anime) 2018年11月5日
社会の安全を守る警察機構の組織SSCに所属するジェームズ・ブラッドは、上司の指示を無視して街中で発砲するなど、破天荒だがやり手の捜査官。
ある時、ジェームズと旧知の仲だった検察局の女性検事モニカが、誕生日に謎の死を遂げる。
◇キャラクター紹介②◇
サラ・シンクレア(CV:甲斐田裕子)
検察局所属の検事 #heromask https://t.co/KABP1i7ccT pic.twitter.com/6AUfzNx20B— 『HERO MASK』公式 (@heromask_anime) 2018年11月7日
部下だったサラが、亡くなったモニカの遺した資料を整理していると、オフィスの床下に隠されていた、謎のマスクを装着した遺体写真を発見。
モニカの死に疑念を抱くジェームズとサラ、そんな二人の前に変幻自在に顔を変える男が現れた…
「ヒーロー・マスク」の見所
◇注目ポイント◇
舞台の街並みに合わせ、キャラクターの衣装や腕時計といった小物まで本格的にデザインされているので、ぜひ注目してみてください! #heromask pic.twitter.com/CJWMzfRnMq— 『HERO MASK』公式 (@heromask_anime) 2018年11月19日
クライムサスペンスにSF要素が加わった「ヒーロー・マスク」は、作画が美しく萌えやギャグなどが皆無なので、普段はアニメを敬遠している人も楽しめるはず。
監督は「バケモノの子」の助監督を務めた青木弘安氏、キャラクターデザインは「PSYCHO-PASS-サイコパス-」などで作画監督を務めた片桐貴悠氏。
1話が約25分ほどで、初回エピソードは物語の全体像が把握しきれず、物足りなさを感じてしまうかもしれない。
しかし、2話以降でストーリーは加速度的に動き出し、みるみる作品の世界に引き込まれていくことだろう。