これは、本当にあった何とも言えない話…
今から18年前、中東イランに住むアクバーという名の当時37歳の男は友人と大喧嘩した。
喧嘩は一旦おさまったものの、どうしても相手を許せなかったアクバーは、後日、ケンカ相手の家に忍び込んで一方的に殺してしまった。
その後に逮捕されたアクバーには裁判の結果、死刑判決が下された。
死刑囚として刑務所に収監されたアクバーは死刑執行に怯える毎日が十年以上も続いた…
死刑判決破棄に喜びすぎた囚人が心臓発作で死亡
刑務所の中で歳を重ね55歳となったアクバーに、死ぬほど恐れていた死刑を回避する機会が巡ってきた。
殺された被害者の家族が「彼は、もう十分に罰を受けたから、死刑は許してあげて欲しい」と、司法当局に恩情を求めたのだ。
イランでは被害者の許しが出れば死刑が中止されることも珍しくはない。これでアクバーの死刑判決は破棄され、刑務所からも釈放される可能性が大いに高まった。
その事実をアクバー本人に伝えたところ、予想外の事態が起きた。
アクバーは幸せそうに笑った直後に、突然、体の不調を訴えて意識を失ってしまったのだ。
すぐに医者が駆けつけたけれど、すでにアクバーは亡くなっていた。死因は心臓発作だったそうだ…
何とも言えない話だけれど、多くの人が気になっているはずだ。
「人は嬉し過ぎると死ぬことがあるのか…?」