2021年に、ある有名事故物件が売りに出され話題となりました。
それは大ヒットホラー映画「死霊館」(2013年公開)の元ネタとなった一軒家。
怪奇現象が頻発すると言われる悪名高い幽霊屋敷だけれど、2022年5月に売却成立。
新たな購入者は自分が死霊館に住むのではなく、思いもよらぬサービスを開始しました。
なんと死霊館の敷地の中でキャンプすることが出来る恐怖の宿泊サービスを始めたのです…
「死霊館」モデルの事故物件がキャンプ場に!?
ホラー映画「死霊館」は、1971年に人里離れた一軒家移り住んだペロン一家の身の回りで起こる怪奇現象と、その原因を調査する超常現象研究家ウォーレン夫妻の実話を元にした物語。
映画の中で描かれた一軒家はアメリカのロードアイランド州に実在しています。そして怪奇現象は今でも健在。
2019年に物件を購入した夫婦は「私達二人が同時に幽霊を目にしたんです…そしてフット消えたんです…」と恐怖体験を証言。わずか2年住んだだけで再び売りに出してしまいました。
そして2022年5月にジャクリーン・ヌニェスさんという女性が新たに購入。
ジャクリーンさんは怪奇現象に詳しいスタッフを集めて、死霊館と周辺の敷地でキャンプをすることが出来るサービスをスタート。
最恐肝試しキャンプの宿泊料金は?
「訪れる人は、暗闇の中に何が待ち受けているのか、調査のために必要なものを持参してください。この宿泊は、あなたの恐怖に対する許容量が試されます…」
館の周辺には8ヶ所のキャンプスペースがあり、3〜4人用のテントで宿泊可能。一泊の料金は300〜400ドル(4万2000〜5万6000円)。
その他にも、ガイドと一緒に屋敷の中を巡るツアーや、心霊調査の実体験、怪談トークイベントなどを実施。
キャンプと肝試しを同時に楽しみたい人たち、「死霊館」の雰囲気を肌で感じたいホラー映画ファンにとっては、思い出に残る恐怖体験が楽しめるはず。