どれだけ健康的で幸せな人生を送っていても、覚醒剤中毒になってしまうと全てがぶち壊し…
アメリカのロサンゼルスに住むコディー・ギブソンは、筋トレで鍛え上げた逞しい体を持つボディビルダーで、健康的な日々を過ごしていた。
ところが、そんなコディーが26歳の頃に彼の人生は一変。たった7ヶ月で同一人物とは認識できないほど、変わり果ててしまった…
覚醒剤中毒ボディビルダーのビフォーアフター
冒頭の写真から7ヶ月後に撮影されたコディー・ギブソンの姿がこちら…
長年に渡って鍛えた筋肉は消え失せ、げっそりと痩せて人相も変わってしまった。
原因は、メタンフェタミン、いわゆる覚醒剤の中毒だ。
生活の全てが覚せい剤に支配されてしまったコディーは、まともな日常生活を送れないほどメンタルも悪化。有り金の全てを覚せい剤の購入に使ってしまい、住む家もなくなりホームレスとなってしまった…
年間10万人以上のアメリカ人がオーバードーズで死亡
変わり果てた元ボディビルダーのビフォーアフターを公開したのは、彼の実の母親ジェニファーさん。
アメリカで深刻化する薬物乱用問題を世間に訴えるため、息子の悲惨な姿をあえて公開したそうだ。
「薬物の悪影響は、あっという間です。息子が心配で夜も眠れませんでした。薬物中毒者の多くの家族が、同じような心の痛みを抱えています」
幸い、ホームレスとなって音信不通だったコディーは無事に保護され、家族の助けを受けリハビリ施設で薬物中毒の治療をスタート。しかし薬物依存を克服するまでの道のりは長い。
アメリカの国立保健統計センターによれば、2021年には10万6000人以上のアメリカ人が薬物のオーバードーズで命を落としたそうだ。
こんな薬物に関する話も…
恐怖!コカイン依存症25年間で鼻の穴グチャグチャ男の後悔
男は長年コカイン依存症で苦しんでいた…亡くなった母親が遺産として残した自宅も売り払って、これまでに1100万円以上ものコカインを購入し、鼻から吸い込み続けてきたそうです。その結果、彼の鼻の穴は…
映画「ブロウ」でジョニーデップが演じた「伝説的麻薬の運び屋」の実話
アメリカのマサチューセッツ州で78歳の老人男性が息を引き取った。この男の波乱に満ちた半生は、2001年公開のジョニー・デップ主演映画「ブロウ」で描かれている。亡くなった老人は、伝説として語り継がれる麻薬の運び屋ジョージ・ユングだったのだ。
依存注意!麻薬代わりにサソリの毒を喫煙すると快楽と痛みの中毒に…
新しいタイプの依存症「サソリの毒の喫煙中毒」が問題となっている。死んだサソリの尻尾の部分を燃やして、その灰をタバコに混ぜて喫煙すると、薬物の吸引に似たハイな状態が10時間も続くと言う。が、やはり身体的にも精神的に非常に危険だと言うのだ。