2016年頃からからロシアを始めとする世界各国で社会問題となった、自殺ゲーム「青い鯨/ブルー・ホエール・チャレンジ」をご存知でしょうか?
ネット上の自殺コミュニティに集まった参加者たちに、SNSを通じて50日間、毎日様々な課題が命じられ、最終的に自殺へ導かれてしまう…
ロシアでは130人もの若者が自殺したことで、警察が首謀者を逮捕。
現在「青い鯨/ブルー・ホエール・チャレンジ」は下火になってきたのですが、新たな自殺誘発ゲームが誕生し、火種がくすぶり始めています。
若者を狙う自殺ゲーム「MOMOチャレンジ」
メキシコのタバスコ州コンピューター犯罪調査班によれば「最初はFacebookで不特定多数のメンバーが集まり自殺ゲーム『MOMOチャレンジ』が始まった」そうです。
この「MOMOチャレンジ」が、世界中に広まりつつある新たな自殺ゲームなのです。
実際に参加した人たちからの証言によれば、FacebookやYouTubeの特定のコンテンツに興味を持った人たちが「MOMOチャレンジ」の参加者に選ばれ、チャレンジの指示に従わないと脅迫されるとのこと。
またスマホの無料通話アプリWhatsAppにも、突然、不気味な女性アイコンから連絡が来て自殺ゲーム「MOMOチャレンジ」に巻き込まれるケースも増えているとか…
BBCによれば「MOMOチャレンジ」はメキシコ、アルゼンチン、アメリカ、フランス、ドイツにも広がっているのが確認されているが詳細は不明。
ただ「MOMOチャレンジ」の指示を出す人物は、参加者の個人情報を手に入れて脅迫することを目的にしている可能性が高いと見られています。
その結果、この自殺ゲームMOMOチャレンジによって12歳の少女が命を落とす事件も起きてしまった…
自殺ゲーム「MOMOチャレンジ」で12歳の犠牲者
すでに自殺ゲーム「MOMOチャレンジ」への参加によって命を落とした犠牲者も出ています。
アルゼンチンの警察によれば、つい最近12歳の少女が自殺した原因は「MOMOチャレンジ」と関連が深いと発表し、少女とメッセージを交換していた少年の行方を捜索中。
スペイン警察は「もし不気味な顔のアイコンから連絡が来ても無視するように」と注意を呼びかけているので、皆さんも不審なSNSアカウントからの連絡には、ご注意ください。