映画「ジョーカー2」の2024年公開に先立って、周囲からジョーカーと呼ばれる男が長期間の懲役刑を終えて刑務所から釈放された。
が、本家ジョーカーと同じく懲役刑で心を入れ替えることはなく、釈放後に間髪入れず犯罪行為に走った…
ジョーカー男に懲役9年判決
アルバート・リー・ガードナー(29歳)は、一度見たら忘れられないピエロのような顔面タトゥーを入れているので、周囲からはジョーカーと呼ばれていた。
いかにも危なそうな外見をしているが、期待を裏切らず内面もヤバい。
ジョーカーは10代の頃から強盗、違法銃器の所持、窃盗、無免許運転など犯罪行為を繰り返していた。そして20歳の時に、12〜15歳の少年少女に対する暴行行為が発覚して逮捕。
裁判で懲役9年の判決が下り、フロリダ州の刑務所に服役。つい最近、刑期を終えて出所することになったのだが…
GPS装置をぶっ壊して逃走したジョーカー
刑期を終えて釈放されることになったジョーカーだが、未成年に対する暴行の前科があるため、足首には追跡用のGPS装置が取り付けられた。
出所後の行動は保護観察官が監視していたのだが、すぐにジョーカーの異変に気付いた。
セブンイレブンのある場所から長時間動かないのだ。
保護観察官は警察に通報。すぐに現場へ警察官が駆けつけると、ジョーカーのGPS装置が取り外され、セブンイレブンのゴミ箱に捨てられているのを発見した。
当然、許可なくGPS装置を取り外すのは違法行為。警察は行方をくらましたジョーカーを探そうとした時、セブンイレブンから1.5kmほどの場所で「薬物の過剰摂取で男が倒れている」と通報が入った。
もしかして…と警察が駆けつけると、薬物の過剰摂取で倒れていたのは、ジョーカーことアルバート・リー・ガードナーだった。
ジョーカーが出所後1日で刑務所逆戻り
オーバードーズ状態のジョーカーは病院へ搬送され、治療を受けると、やがて回復。
しかし保護観察違反とGPS改ざんの罪で逮捕され、そのまま拘置所へ送られることになった。
今後、裁判を経てジョーカーは再び刑務所へ…