日本を震撼させたルフィ強盗団事件では、主犯格の男たちがフィリピンの収容所で職員たちを買収してスマホやパソコンを持ち込み、国外から強盗の支持を出していたことが問題となった。
イギリスのスコットランドでも、刑務所の女性看守が囚人から買収されていたことが発覚。
本来は刑務所の秩序を守るべき女性刑務官は、殺人事件で無期懲役判決を受けている囚人からの指示を受け、刑務所内に違法薬物やiPhoneを密輸していたのだ…
刑務所の独房からiPhoneと麻薬を発見
2020年頃からスコットランドのノースラナークシャーにあるHM刑務所では、囚人の隠し持っていた違法薬物が相次いで発見された。
事態を重く見た刑務所と地元警察は、刑務所内を徹底的に調査。
すると、殺人罪で無期懲役判決を受け服役しているザック・マラビンの独房からiPhone、コカイン、睡眠薬が発見された。
刑務所の監房内にあってはならないスマホと薬物を、どうやって入手したのか?警察が押収したiPhoneを解析すると1人の協力者が浮かび上がった…
殺人犯に買収された女性刑務官
殺人犯ザック・マラビンの協力者となっていたのは、問題のHM刑務所で刑務官として働いていたヘザー・マッケンジー31歳だった。
ヘザーは2人の子供を育てる母親で、さらに刑務所の秩序を守る立場にあったにも関わらず、殺人犯ザック・マラビンに金で買収された挙げ句iPhoneや薬物を持ち込み、手渡していたことが明らかになった。
すぐに汚職看守ヘザーは逮捕。彼女が2人の子供と暮らしてた自宅が家宅捜索されると、注射器やステロイド、コカイン、鎮痛剤、ザック・マラビンから受け取ったと見られる現金2500ポンド(約40万円)が押収された。
その後の裁判で、ヘザー・マッケンジーは有罪となり懲役6年3ヶ月の実刑判決が言い渡された。
近年、イギリスでは犯罪件数の増加に伴って、警察官や刑務官などの汚職事件も増えている。
こんな刑務所で起きた事件も…
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