【実話】DV男ばかり600人を毒殺した殺人鬼は女性の救世主だった

オリジナル毒物を販売した女

ジュリア・トファーナは、1620年にイタリアのシチリア島で生まれた。

彼女が13歳の時に、その後の人生を大きく変える事件が起きた。ジュリアの母親がDVを繰り返す夫を殺害。その罪がバレて母親は逮捕され処刑されてしまったのだ。

やがて成長したジュリアは親族から毒物に関する知識を教わり、30歳の頃にオリジナルの瓶詰め毒薬「アクア・トファーナ」を完成させた。

600人のDV男を毒殺した女性殺人鬼

化粧品が入っているようなシャレたデザインのボトルが特徴で、ジュリアが研究を重ねて調合したヒ素、鉛、毒草からなる毒薬は、飲むと風邪のような症状が現れ数日後に死亡すると言われた。

 

ジュリアは、このアクア・トファーナをDV被害に苦しんでいる女性だけに販売。

飲ませても即死するわけではないので、当時は病気で亡くなったのか毒物で亡くなったのか調べることは出来ず、ジュリアの毒で多くの女性が完全犯罪を成し遂げた。

17世紀のイタリアではジュリアの毒のおかげで救われた女性も多い。しかし、やがて彼女の犯行がバレる日がやって来た…