インドネシア発祥の珍しいコーヒー「コピ・ジョス」をご存知でしょうか?
このコピ・ジョスが一般的なコーヒーと大きく異なるのは…
インドネシアの珍コーヒー「コピ・ジョス」とは?
なんとコピ・ジョスはコーヒーに直接、真っ赤に焼けた炭の塊をドボンと入れて飲むのであります!!!
コピ・ジョスは1960年代にインドネシアのジャワ島にあるカフェの店主が考案。
普通のコーヒーとは異なる独特の香りと風味を楽しめるのが売りで、整腸作用や炭による解毒効果もあると言われています。
が、このコピ・ジョスは「安全性にかける」と規制に乗り出す国も…
珍コーヒー「コピ・ジョス」で懲役2年!?
「コピ・ジョス」がブームになっているのは、インドネシアと隣接するマレーシア。
真っ赤に焼けた炭を入れてコピ・ジョスを提供する飲食店も増えていたそうですが、以前からSNSでは「こんなの飲んで大丈夫なの?」「健康面で問題ないの?」と、コピ・ジョスの安全性を疑問視する意見が少なくありませんでした。
そして遂に、マレーシアの保健省がコピ・ジョスの規制に乗り出しました。
「コーヒーに直接 焼けた炭を入れて提供するコピ・ジョスは食品規制法に違反している。コーヒーは砂糖、ハチミツ、牛乳、クリーム、許可された食品や香料を入れて提供するのは認められている。しかし炭は食品ではない」
マレーシアの保健省はコピ・ジョスを飲食店で提供するのは違法であると指摘。
いくら需要があるからと言って、コピ・ジョスを提供したことが発覚すると、罰金1万リンギット(約32万円)、懲役2年の実刑判決が下される可能性もあると、注意を促す声明を発表したのです。
「食品業界で一般的に使用されている活性炭は処理が施されているので安全に使用できるが、コピ・ジョスの炭は処理されていない。そのためコピ・ジョスを飲むことによって下痢、膨満感、虫垂炎を引き起こす可能性があり危険である」
保健省は専門家の意見として、コピ・ジョスを飲むと健康を害する可能性もあると指摘。
インドネシア旅行でコピ・ジョス飲む時は気をつけてください。