激辛料理店を裁判で訴えた客「辛すぎて火傷した!ずっと体調悪い!」

アメリカのカリフォルニア州で営業しているタイ料理のお店が、女性のお客から訴えられた。

精神科医のハルジャスリーン・ワリアさんは2021年7月に、問題のタイ料理店クー・デ・タイで友人と食事をすることになった。

「辛いのは苦手だから控えめにしてください」

と、ワリアさんは注文の時にウエイトレスへ伝えたそうだが…

激辛料理が辛すぎて口や喉に後遺症…

前菜として出てきたのは、ドラゴンボールという料理(鶏つくねのような料理)。ワリアさんがドラゴンボールを一つ食べたところ、これが信じられないほど辛かったそうだ。

口や喉、鼻に焼けるような痛みを覚え、咳と涙と鼻水が止まらなくなってしまい、食事どころではなくなってしまった。

しかも何日経っても口や喉の痛みは治まらず、2年経っても激辛料理の後遺症に苦しんでいるとか…

「こんな辛いの人間の食べ物じゃない!!2年経った今でも喉や鼻の痛みが治らず体調が悪い!!」

激辛料理で心身ともに傷ついたワリアさんは、つい先日、問題のタイ料理店で注文を受けたウエイトレス、そしてドラゴンボールの調理に関わった人達を相手取って、損害賠償を請求する裁判を起こした。

ワリアさんの訴えに対して店側は「確かにドラゴンボールは辛いけど、唐辛子の量は常識の範囲内。これまで食べた人も火傷した人なんて誰もいなかった」と反論。

激辛料理店の経営者にとっては他人事じゃない注目の裁判。果たしてどちらの主張が認められるのか…?