ある日のこと…
中国広西チワン族自治区の南寧市に住む小学6年生のルー・ジーゼンくん12歳は、外出先から戻ったママにメチャクチャ怒られました。
「雨が降ったら洗濯物を取り込んでおいて」
と頼まれたにも関わらず、遊ぶのに夢中になっていたルーくんは、雨が降ってきたことに気付かず、洗濯物がビショビショになってしまったからです。
子供の頃に同じような経験をした人も多いと思いますが、天才キッズのルーくんは二度とママから洗濯物問題で怒られないようにするため画期的なマシーンの開発に着手したのです。
12歳少年「雨を自動検出する物干し台」発明
ママから怒られたのをきっかけに、12歳のルーくんが開発したマシーンがこちら。
雨が降ってきたことを感知するハイテク物干し台です。
使い方は普通の物干しと同じなのですが、雨が降ってくると洗濯物が濡れないよう防水シートの下までアームが収縮。
雨が上がると元通りにアームが伸びて洗濯物を乾かせる仕組み。
光センサーを搭載していて、空が晴れているのか、曇っているのか、雨が降りそうなのかを判断するそうです。
また、どれくらい衣類が濡れているかも測定して、完全に乾いたら防止シートの下に自動で収納されるとのこと。
乾燥機を使わずに天日で洗濯物を干したい派の方にとっては、空模様を気にせず外出できる嬉しい発明ですよね。
このハイテク物干し台は、今月始めに広西省青年科学技術革新コンテストに出品され、見事に大賞を受賞。
現在のところ、商品化の予定は無いそうですが、近い将来にルーくんの発明が人類の暮らしに革命をもたらす日が来るかも!?