日本人は誰かが死体で発見された事故物件を忌み嫌い、不動産価値が大きく下がってしまうケースも多い。
しかし世界的に見れば日本人のような考え方は特殊で、自殺や事故死で遺体が発見された物件であっても普通に取引されている。
ニューヨークのマンハッタンで売りに出された事故物件も1425万ドル、約19億円で売買が成立した。
しかも、これはただの事故物件じゃない。この超高級物件で遺体になって発見されたのは、2008年に薬物の過剰摂取により28歳の若さでなくなった名優ヒース・レジャーなのだ。
ヒース・レジャーが亡くなった事故物件19億円
オーストラリア出身の俳優ヒース・レジャーは2005年公開映画「ブロークバック・マウンテン」で演技が絶賛され、若手演技派俳優として注目度急上昇。ところが、映画「ダークナイト」にジョーカー役で出演し撮影を終えた数カ月後の2008年1月22日、薬物の過剰摂取により自宅で亡くなっているのが発見された。
その後公開された「ダークナイト」は大ヒット。ヒース・レジャーは死後にアカデミー助演男優賞を受賞した。
そんなヒース・レジャーが遺体で発見されたのが、19億円で売買が成立したニューヨークのマンハッタンに位置する広さ400平米のペントハウス。亡くなった当時、ヒース・レジャーは月額2万5000ドル、約330万円で賃貸していたそうだ。
建物自体は1873年に建設されたものだけれど現代的にリノベーションされ、広々としていて開放的。映画ファンなら「ヒース・レジャーが生活してた…」と想像するだけで、事故物件なんて気にならないほど胸アツなはず。
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