競走馬を愛する競馬ファンにとって聞き捨てならないニュースが報じられたのは、世界でも有数の競馬大国アメリカ。
なんと競馬レースで勝利した馬を検査したところ、メタンフェタミン(覚醒剤)の成分が検出されたのだ!!!
レースに勝利した競走馬から覚醒剤を検出
動物愛護的にも問題の大きいスキャンダルが発覚したのは、2023年9月にアメリカのオハイオ州で行われたレース。
レースに勝利したスタンダードブレッドという競走馬の血液検査を行ったところ、使用が禁じられているメタンフェタミン、覚醒剤が検出されたのだ。
偶然に競走馬が覚醒剤を接種してしまうなんてことは有り得ない。今回の件は、馬の調教師サミュエル・スキラッチがレース前に覚醒剤を馬に投与していたことが発覚。もちろんレースに勝つためだ。
オハイオ州競馬委員会は、調教師サミュエルに対して1年間の停職処分と1000ドルの罰金を支払うように命じた。そして競走馬スタンダードブレッドの勝利も取り消しとなり、賞金も没収された。
競走馬への覚醒剤投与にPETA激怒
しかし「この処分では軽すぎる!!!」と批判しているのは、世界最大の動物愛護団体PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)だ。
「こんな少額の罰金と停職処分では、罪の大きさに見合っていません」
PETAの上級役員キャシー・ギレルモ氏は、調教師サミュエルに対して、競馬界からの永久追放を要求。
「覚醒剤の投与は馬の命を危険にさらしています。この調教師は他の馬に対しても同じことを繰り返すだろう。オハイオ州競馬委員会は他の馬の安全も考慮すべきです。彼が競馬に関わるのを禁止すれば、より安全な環境が生まれるでしょう」
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