地球と共存するためにも、限りある資源を有効に使わなければなりません。
「MOTTAINAI」精神をリスペクトして、なんでも再利用の可能性を模索する心意気が大切なのは重々承知しています。
ですが「使用済みコンドーム」は、どうでしょうか?
「避妊」という本来の目的を果たし、ぐったりしているコンドームを目の前にして「もったいないから再利用できないか考えよう!!!」と前向きになれる人が地球上に存在するのでしょうか?
使用済みコンドームに関しては、迷わず捨ててしまっても問題ないはずなのですが…
「だったら私に売ってよ!!1個15ドルで買うわよ!!!」
そんなことを言い出す女性が、北欧のノルウェーに実在したのです!!!
壁一面1921個の使用済みコンドームを収集した女
「世界幸福度ランキング」常に上位の幸せ大国ノルウェーに住む27歳の女性は、人呼んで「コンドームのトーニャ」。
コンドームを使って敵を暗殺する必殺仕事人みたいですが、その女性は「使用済みコンドームのコレクション」に情熱を燃やす、癖の強い収集癖をお持ちのお方。
こちらがコンドームのトーニャさんのベッドルーム。
クリスマスツリーの靴下のように、壁から無数の細長いものがダラリと垂れ下がっていますが…
これ全て使用済みコンドームなんです。
しかも、コンドーム一つ一つには、使用した男性の顔写真まで備え付ける徹底ぶり。
コレクションの総数は1921個まで増えてるんですが、最終的には使用済みコンドームコレクション1万個を目指しているとか。
一体、トーニャさんは何でコンドームの収集を始めたのか?きっかけは8年前のこと…
使用済みコンドーム収集のきっかけ
最初のきっかけは今から8年前。
トーニャさんは、当時付き合っていた彼氏との営みで使用したコンドームの匂いに興味を惹かれたそうです。
それが恋人同士だけの話なら問題なかったのでしょうが、トーニャさんは知り合いに「使用済みのコンドームを私にちょうだい!!!」と、おねだり開始。
前代未聞のコレクションが始まったんですが、それまで付き合っていた彼氏には愛想を尽かされて破局。
けれど使用済みコンドーム収集への情熱の炎は消えず、知り合いだけでは限界があるので、現在では見知らぬ男女の使った中古のゴムを写真込み15ドルで買い取っているのです。
「どんどん使用済みコンドームコンドームが増えていくのは、最高の気分です。(使用済みコンドームが届いていないか)郵便受けを確認する時は、とても幸せな気持ちですよ。毎日がクリスマスって感じね」
どれだけ熱弁されても「私も使用済みコンドーム集めてみようかな?」とはならないでしょうが、「コンドームのトーニャ」さんは我が道を走り続けるのだった…