世界に200例だけの奇病…手塚治虫も描いた「体内で成長する胎児」摘出

世界で、わずか200例しか報告されていない奇病「胎児内胎児」とは、本来、双子として生まれてくるはずだった胎児の1人が、もう片方の体内に取り込まれた状態で生まれてくる極めて稀な症状。

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手塚治虫の名作マンガ「ブラックジャック」の登場人物ピノコも、胎児内胎児の症状(原作では畸形嚢腫として紹介されていた)で姉の身体に寄生していたところを、ブラックジャックに救われた。

ただ現実は、そこまでドラマティックには展開しない。

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7ヶ月の娘の体内で成長する塊

手塚治虫も描いた胎児内胎児

Photo|dailymail

インドで誕生したプリンサ・ラサヴァちゃんの異変に両親が気付いたのは、生後5ヶ月のころだった。

娘のお腹の辺りに「何かの塊」があるのを発見。

両親は、しばらく様子を見ていたが、娘の体内の塊は目に見えて大きく成長していることがわかり、急いで病院で検査を受けることに。

すると、プリンサちゃんのレントゲンには思わぬものが写っていた。

手塚治虫も描いた胎児内胎児

Photo|dailymail

それは、本来ならプリンサちゃんと同時に生まれてくるはずが、途中でプリンサちゃんの体内に取り込まれてしまった胎児の姿…

その胎児は、プリンサちゃんの体内で成長し続けていたため、一刻も早く摘出する必要があり、グラジャラート州の市民病院で2月19日に手術が行われた。

3名の麻酔医を含む6名体制で、プリンサちゃんの腸と腎臓の周辺に取り込まれていた胎児が摘出された。

小児外科部長のラケシュ・ジョシ医師は「未発達の胎児は正常の脊椎、脳組織、頭部を持っていました。術後の経過は順調で、正常に成長できるだろう」とのことで手術は成功。

プリンサちゃんの母親は、妊娠期間中に超音波検査を受けていなかったそうで、まさか自分が双子を妊娠していたとは思わなかったとか。

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