奇病「早老症」に絶望…絶世の美少女が2年で老婆のような女子高生に

フィリピンに住むライゼル・カラゴは美人コンテストに出場するほど、周囲からも評判の美少女だった。

わずか二年で美少女が老婆のような姿に

しかし14歳の時に彼女の身体に異変が起きた。

ある日、ライゼルの全身に原因不明の発疹が出来た。それから数日後、今度は次々と皮膚にシワが出来始めたのだ。

病院で診てもらうと医者は「虫刺されが原因だ」と診断。薬をもらったけれど彼女の症状は回復しない。それどころか皮膚のシワはみるみる全身に広がっていった…

わずか2年で美少女が老婆のように…

謎の症状から2年が経ちライゼルは16歳となった。しかし初対面の人は、まさか彼女が女子高生だとは思いも寄らない。わずか2年で美少女の外見は激変して老婆のようになってしまった…

わずか二年で美少女が老婆のような姿に

母親のジョエラさんは「娘が私よりも老けて見えると言われると、とても胸が痛みます。娘は赤ん坊の頃から美しかったんですが…」と苦しい胸の内を告白。

外見が激変してしまい、明るかったライゼルは友達とも遊びに出かけることは出来なくなってしまった。

わずか二年で美少女が老婆のような姿に

「多くの人が『何でそんなに老けてるの?』と聞いてきます。でも答えることは出来ません。私自身にも、何が起きたのか分からないからです。シワシワの肌や外見が元通りになることを、毎日祈っています。願いがかなったら、また友達と遊びに出かけられるんですが…今は恥ずかし過ぎます…」

そんなライゼルについてフィリピンのテレビ番組で特集が組まれることになった…

老化の奇病「早老症」

フィリピンのテレビ番組でライゼルの特集が組まれ専門医の診察を受けたところ「早老症」と診断された。

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早老症とは、染色体の異常によって実年齢よりも早く老化が進む疾患で、日本でも難病に指定されている。

早老症は皮膚のシワや発育障害、骨粗しょう症や関節炎などを引き起こし、心臓発作、心不全、脳卒中などのリスクが高まる。現代の医学では、早老症を完全に治療するのは難しく、医師に出来るのは、血管や骨などの異常を予防などしかない。

それでもライゼルの治療には莫大な費用がかかるため、両親は彼女のために寄付を呼びかけている。

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