日本では10人に1人が使用していると言われるコンタクトレンズは、メガネをかけるわずらわしさもないし、黒目も大きく見せられるし、手放せない人も多いはず。
そんなコンタクトレンズ愛用者がギョッとしてしまうような、驚愕のニュースが海外で報じられました。
なんと、ある女性患者の目の中から大量の使い捨てコンタクトレンズが発見されたんです!!!!
使い捨てコンタクトの怖い話…
イギリスにあるソリハル病院のベテラン眼科医ルパル・モリヤリア氏は、白内障の手術を希望する女性の検査を行うことになりました。
手術前に目の状態を詳しく検査してたところ、ルパル医師は、とんでもないものを発見しました。
「その患者は白内障の手術をする予定だったので検査してみると、彼女の目の奥から青みがかった塊が見つかったんです。
なんと、それは使い捨てのコンタクトレンズ17枚が一塊になったものでした」
ベテラン眼科医のルパル氏も驚愕した、コンタクトレンズの塊がこちら。
コンタクトレンズを付けた経験のある人ならおわかりのように、普通、ちょっとゴミが入っただけでも目の中がゴロゴロして気になるし、場合によって痛くて涙が溢れてきます。
「彼女は目の不快感などを感じていたそうですが、それはドライアイと加齢が原因だと思っていたそうです」
しかも、話はここで終わりません。後日、ルパル医師が改めて検査したところ、さらに10枚のコンタクトレンズを発掘!!!
高齢の女性患者は、合計で27枚もの古いコンタクトレンズを目の中に入れたまま、何十年も生活していたことが明らかになったんです!!
眼科医の定期検診は超重要!!
「我々も今までこのようなことは見たことありません。17枚のコンタクトレンズが目の中で一塊になっていたんですからね。患者がこのことに気付かないにも驚きです。普通なら古いコンタクトレンズが原因で炎症が起きて、ひどく痛むはずなんです」
もともとは白内障の手術をするための診察だったのですが、それどころではなくなってしまい手術は延期。
古いコンタクトレンズが目の中に大量にあったことで、深刻な目の炎症を引き起こす可能性のある眼内炎の治療を優先することに。
「患者の目の中に、いつからコンタクトレンズが溜まり始めたのか、本人にもわからないそうです。しかし彼女はこれまで36年間もコンタクトレンズを使用していたそうですが、その間に眼科医の検診を受けていなかったそうです」
日本でも医師の診断を受けずに、通販でカラコンが変えてしまうことを問題視する人もいるように、やはり定期的な眼科検診は超重要なんですね
「女性患者自身も、たいへんショックを受けていました。ですが目の中に溜まっていたコンタクトレンズを取り出して2週間後に会った時、彼女はとても快適になったと喜んでました」