日本なら月額800円払えば、映像ストリーミング動画配信サービス「Netflix」で、ドラマも映画もアニメもドキュメンタリーも好きなだけ見ることが出来てしまいます。
魅力的な半面、Netflixはコンテンツが豊富過ぎるため、ついつい夜更かしして海外ドラマをぶっ続けで視聴した結果、翌日の仕事や勉強に支障をきたしてしまいがち。
そんなNetflixにハマってる人にとっては他人事ではない、怖いニュースがインドで報じられています…
世界初のNetflix中毒患者
インド南部カルナータカ州の大都市バンガロールに暮らす26歳の匿名男性も、Netflixに取り憑かれた一人。
この男性は、失業をきっかけにNetflixの世界へ入り浸るようになった結果、それまでの生活が一変。
半年間も職探しをすることなく、一日中Netflixのドラマや映画に没頭して、生活のサイクル乱れ、眼精疲労は極限状態に…
ついに男性はインドの国立精神衛生研究所の治療施設に入院することとなり、世界初のNetflix中毒患者としてデジタルデトックスを受けることになったのです。
Netflix現実逃避
男性が入院した治療施設には、薬物やアルコールだけでなく、ゲームやソーシャルメディアの中毒で日常死活がままならなくなった人たちが治療を受けているのですが、Netflix中毒患者は前例がないとのこと。
治療を担当するマノイ・クマー・シャルマ医師によれば…
「家族が彼に働いて生活費を稼ぐようプレッシャーを掛けたり、友達が仕事で成功しているのを知っても、彼はNetflixから逃れられません。
一種の現実逃避で、彼はNetflixを見ることで自身の問題から目をそらし、満足感を得ていたのです」
現在、男性患者は医師の指導のもと、瞑想や対話、伝統的なセラピーで治療を続けているとか。
Netflixに限らず、動画配信サービスに没頭し過ぎて生活がヤバくなったら、早めにお医者さんに相談してね!!!