心の奇病「世にも奇妙な恐怖症」まとめ…理解され辛いメンタルの病

4日光恐怖症(Heliophobia)

日光恐怖症

日光を浴びることに恐怖や不安を覚える「日光恐怖症」は、日光を浴びすぎて皮膚がんになることを恐れる人や、かつて日焼けによって酷い苦痛を味わった人などが、陥りやすいそうです。

20歳のルーシー・ジェフリーズは、日光恐怖症のため太陽の下に出ることを恐れ、仕事やデートの約束を破るようになってしまったとか。

症状は悪化し、ルーシーは日光を浴びるとパニック発作を起こしてしまい、日常生活にも大きな支障が出ているほど深刻に…

5仕事恐怖症(Ergophobia)

仕事恐怖症

働くことに恐怖を感じる「仕事恐怖症」は、とても複雑です。

仕事恐怖症で苦しむローナ・リーベンバーグさんは、過去17年間ほとんど働くことが出来ませんでした。

彼女は、自分が働くことを考えるだけで圧倒的な恐怖心に支配されてしまい、職場に出ることが出来ません。

しかし、生活のために働かなくてはならず、これまでに職場を転々としたそうですが、職が変わる度に彼女の恐怖症も悪化。

中には、彼女に理解を示す人格者の上司に出会ったこともあったそうですが、それでも仕事への恐怖は消えず今に至るそうです。

当然、生活は常に苦しいのですが、それでも彼女は働くことが出来ないジレンマを抱えています…

6発言恐怖症(Glossophobia)

発言恐怖症

「発言恐怖症」は、人前で話すことが怖く、緊張して自分をコントロールできなくなってしまう症状。

そのため、患者はなんとしてでも人前で話すことを避けるようになるそうです。

過去に人前で恥ずかしい経験をしたことがある人が、悩みすぎて恐怖症になるケースもあり、認知行動療法によって症状が改善されることもあるそうです。