【実話】降りたら殺される…ヤシの木の上で3年生活してた男の救出作戦

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フィリピンの南アグサン州ラパスに暮らすギルバート・サンチェスさんは47歳で二児の父親。

家族と幸せに暮らしていたが、3年前にサンチェスさんの人生を大きく変えてしまう事件が起きた。

知り合いと口論になり、銃で頭を思い切り殴られてしまったのだ。

この一件でサンチェスさんは心に深い傷を負った。

「きっと、また誰かが俺を殺しに来る…」

怯えるサンチェスさんが自分の身を守る最良の手段して選択したのは「ヤシの木に登る」ことだった。

ヤシの木で三年生活してた男

Photo|Facebook

ここからサンチェスさんは自宅近くに生えていた、高さ18メールのヤシの木の上に登って、一切、降りてこなくなった。

これは1日や2日の話ではなく、サンチェスさんは本当に1度も地上に降りること無く、2014年から約3年間をヤシの木の上だけで生活。

そして「ヤシの木から降りてこない男」の話は、いつしかフィリピン全土に広まることになった。

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雨にも負けず、風にも負けず

ヤシの木で三年生活してた男

Photo|Facebook

サンチェスさんのお母さんや兄弟は、何度も「ヤシの木から降りてこい」と説得したが、全て突っぱねられた。

ただ、お母さんも息子が心配なので、毎日、ヤシの木のの下まで「食料」「水」「衣類」「タバコ」をデリバリー。

木の上のサンチェスさんは、ロープに結ばれた差し入れを引っ張り上げて、飢えや乾きを凌いだ。

「ある時、兄に降りてくるようお願いしたんだ。すると『静かにしてくれ、俺はココから降りるつもりはない。もし降りたら、誰かが俺を殺しに来るからな』と拒絶されてしまったよ」

ヤシの木で三年生活してた男

Photo|Facebook

雨にも負けず、風にも負けず、東南アジアの夏の暑さにも、まとわりついてくる虫にも負けず、ただひたすら木の上で生活するサンチェスさんの事は、徐々にSNS上で噂が広まっていく。

そして、フィリピンのテレビ局まで取材に訪れ、ニュースで大々的に報じられることになった。

その結果、見て見ぬふりをしていたサンチェスの地元の行政も重い腰を上げ、ヤシの木生活3年目にして、大掛かりな救出作成が行われたのだった。

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