ロシア東部ウラジオストクに位置するウスリー湾は、夏になると多くの観光客が集まる人気スポット。
目玉となっているのは「浜辺の宝石」と呼ばれる、色とりどりのガラスで埋め尽くされた美しいビーチだが…
ロシアの美しすぎるガラスのビーチ
このガラスのビーチが誕生した背景には、こんな歴史がある。
まだロシアがソビエト連邦だった時代、ウスリー湾には不要な酒瓶などが大量に投げ捨てられていた。
割れて砕けたガラスは波に揉まれ、年月を経てガラスの小石となり、やがて浜辺を埋め尽くしたのだ。
つまり、ガラスのビーチは「人間の過ちを自然が浄化した」大きな意味を持つ場所で、特別保護区に指定されているので、ガラスの小石を持ち帰るのは禁止されている。
だが…今、このビーチに存亡の危機が迫っている…