男の子なら、一度はスーパーヒーローに憧れる。でもいつかは「自分はただの凡人…」と諦め、悪の組織と戦うことなく平凡な人生を歩んでいく。
ところがインドに住む15歳の少年は、何が何でもスーパーヒーローになりたかったので危険な手段を選んだ。
なんと自分の体に水銀を注射したのだ!!!
自分に水銀を注射した少年「スーパーヒーローになりたかった」
インドの国立バイオテクノロジー情報センターの報告書に、15歳の少年に関する治療記録が掲載された。
その少年は腕の痛みを訴えて、病院へ治療に訪れた。医師が診察すると、少年の左腕には普通の怪我では考えられないような潰瘍が出来ている…
原因に心当たりが無いか尋ねると…
「2ヶ月前、スーパーヒーローになりたくて自分で水銀を注射した」
古代において水銀は不老不死の薬として珍重され、秦の始皇帝が服用していたことも知られている。しかし水銀は毒性が高く、体内に吸収されると中枢神経や内蔵に障害をもたらす。
少年はアナログの水銀体温計の中から水銀だけを取り出し、意図的に3回も自分に注射したのだと告白した。
実際にマーベルコミックの「X-MEN」には、体を水銀のように液体金属化できるマーキュリーというキャラクターが登場する。少年は、このマーキュリーに憧れて、水銀を注射したんだとか。
さらに、少年はスーパーパワーを得るため水銀だけでなく、昆虫を使ったアプローチも試していた!!!
蜘蛛に噛まれた特殊能力に目覚めた、あのキャラクターを真似たのだ!!!