世界中で人気の動画共有サービスTikTokで、若者を中心に危険なドッキリ動画が流行している。
それが「頭蓋骨破壊チャレンジ」だ。
“skull breaker” challenge is the new headache in schools. Several children have been fractured. The trend is viral #skullbreakerchallenge pic.twitter.com/8CLU8etz9H
— Anu Sehgal 🇮🇳 (@anusehgal) February 15, 2020
この危険なドッキリが流行した結果、イギリスの女子高生が脊髄を損傷する大怪我を負ってしまった…
TikTokで流行中の頭蓋骨破壊チャレンジ
「頭蓋骨破壊チャレンジ」とは、騙される人を真ん中、両脇にドッキリを仕掛ける2人が立ってその場でジャンプ。
真ん中の一人が着地する直前に両脇の二人が足払いして、転倒させるドッキリ動画だ。
この頭蓋骨破壊チャレンジが危険なのは、誰の目にも明らか。
しかし、TikTokで注目を集めたい若者たちは、友達を騙して撮影した頭蓋骨破壊チャレンジの動画を次々と投稿。
受け身を取ることが出来ず、病院へ搬送されるほどの大怪我を追うティーンエイジャーが各地で続出し、ニュース番組で取り上げられるほどの社会問題となりつつある。
一歩間違えば、後遺症が残るほどの怪我を負ってしまう可能性も…
女子高生が脊髄損傷
先日、イギリスの女子高生サラさんも、同級生に頭蓋骨破壊チャレンジを仕掛けられたのだが、打ち所が悪くシャレでは済まされないほどの大怪我を負ってしまった。
すぐに病院へ搬送されたサラさんは、脊髄、頚椎、靭帯を損傷してしまったため、ベッドに固定されたまま治療を受けることに…
サラさんの母親ジェーンさんは、娘と同じような被害者が出ないよう警告の意味を込めて、悲劇の瞬間を撮影した動画を公開。
公開された動画にはサラさんの回復を祈る声と、頭蓋骨破壊チャレンジの流行を非難するコメントが多数寄せられた。
自分の子供がTikTokに夢中になっている方は、くれぐれも頭蓋骨破壊チャレンジに手を出さないよう、注視してください。