イギリスでも私有地への無断駐車を巡る裁判が話題となっています。
私有地に無断駐車された農家の男性が、迷惑な車をフォークリフトで持ち上げ、ぶん投げてしまったのです!!
無断駐車と傍若無人な若者たち
騒動が起きたのはイングランド北東部ダラム州、2021年6月のことでした…
その日、ロバート・フーパーさん57歳が営む農場の入り口を塞ぐように、1台の車が無断駐車されていた。フーパーさんは多くの農作業を予定していたので、農場の入り口が使えないと仕事にならない。
無断駐車していたのは、近くの滝へ遊びに来ていた21歳のコナー・バーンズと、その仲間たち。無断駐車した車の周りで、若者たちは昼間から大量のビールを飲み、ひどく酔っ払っていた。
フーパーさんは若者たちに近づき「車を移動して欲しい」と丁寧に頼んでいたと言う。
しかし、すでに泥酔状態のコナー・バーンズ達は、車の移動を拒否。更に、フーパーさんに殴りかかって怪我を負わせたのです。
「このまま若者たちに好き放題させていては、自分や家族に何をされるかわからない…」
周辺地域では、若者の違法行為や暴力事件も問題になっていたので、恐怖を感じたフーパーさんは実力行使に出たのです…